神戸ときめき商品券、JTB西日本と凸版の連合が運営へ

　神戸市は14日、政府が緊急経済対策の一環で自治体に交付する予算を活用して実施するプレミアム付き商品券「神戸ときめき商品券」の事業運営を、ＪＴＢ西日本と凸版印刷の企業連合に委託すると発表した。11日に開いた選定委員会で決めた。

　事業コンペには４ 団体が参加した。参加したのはＪＴＢ西日本と凸版の連合に加え、神戸新聞事業社（神戸市中央区）、ローソン（東京都品川区）、電通西日本（大阪市北区）とラジオ関西（神戸市中央区）の連合。３団体の事業提案を、総合評価でＪＴＢ連合が上回ったという。

　ＪＴＢ西日本と凸版印刷の連合は、大阪市のプレミアム付き商品券の事業運営も担う。このほかＪＴＢ西日本は大津市のプレミアム付き商品券を事業運営する。神戸市の商品券は１万円で購入すると１万2000円分の買い物ができ、差額を神戸市が補填する。今夏をメドに発行する予定だ。