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タダノが神戸に部品センターを移転 高松から、5月に稼働

 クレーン大手のタダノは6日、国内外全域にクレーンの部品を供給する拠点「タダノ・グローバルパーツセンター」を神戸市に移転すると発表した。移転先は、上組が神戸市中央区の上組神戸総合物流センター内に建設した新倉庫「上組神戸ポートアイランド流通加工センター」(写真左=タダノの発表資料より)で、5月上旬に本格稼働する。本社を置く高松市から国際空港に近く国際港でもある神戸への移転で、国内外の顧客へより迅速に部品を届けられると判断した。

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  上組は新倉庫の竣(しゅん)工式を5日に開いた。同倉庫はタダノの入居を前提に設計し、自動倉庫(写真右=同)と移動式ラックを導入。タダノにとっては在庫管理の効率化によって在庫の品揃えを増やせるようになり、入出庫も迅速になる。タダノは1階の倉庫と2階の事務所を借り受ける。

 上組によると倉庫としては3階建て。タダノが使用しない3階ではさまざまな貨物も取り扱え、梱包や検品といった流通加工にも利用できるという。

 

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