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矢田前市長、神戸ビエンナーレ開催の経緯で講演 6月20日

 前神戸市長で神戸国際交流協力センターの矢田立郎理事長は6月20日、2007年に当時の市長として芸術や文化の祭典である「神戸ビエンナーレ」を初めて開催した意義や経緯などについて講演する。10月1日に開幕する神戸ビエンナーレ2015を控えて組織委員会が市民向けに展開する事前イベント「神戸ビエンナーレ学校」の第17回講座として矢田前市長が講師を務める。

 講演の標題には「なぜ、ビエンナーレを始めたか」を掲げる。阪神淡路大震災から10年が経過した2005年、神戸市は「神戸文化創生都市宣言」を実施。矢田氏が神戸市長として芸術や文化の発展をどう考え、なぜビアンナーレの開催を企画したかなどを振り返る。

 1990年代以降に世界各地でビエンナーレ(2年に1度)やトリエンナーレ(3年に1度)形式で開催する美術展が増加し、各展覧会の違いが出にくくなったとの批判がある。一方で神戸ビエンナーレは現代美術だけでなく、生花や書など幅広い日本文化を取り入れたのが特徴とされる。

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