「神戸市公安9課」が発足 神戸市と攻殻機動隊のプロジェクト
神戸市は1日、映画とテレビアニメの「攻殻機動隊」シリーズと共同で展開するIT(情報技術)産業振興のプロジェクト名を「神戸市公安9課」と決めたと発表した。専用サイトを更新するなど、同日から本格展開を始めた。
6月に控える「攻殻機動隊」シリーズの新作映画で総作画監督を務める大久保徹氏が描き下ろしたポスターも公開した。神戸市役所1号館24階の展望ロビーや、神戸空港、ポートタワーなどで掲示している。
(神戸市役所の展望ロビーに掲示したポスター)
「攻殻機動隊」は神戸市出身の士郎正宗さんが原作。神戸を想起させる未来都市が舞台で、4月からはサンテレビや東京都の独立U局であるMXテレビなどで新シリーズの放送を開始した。ビッグデータやオープンデータなどITの活用を目指す神戸市の将来像とも重なることもあり、3月に神戸市と攻殻機動隊と連携を決めていた。