神戸税関が18日に発表した２月の貿易統計速報では、神戸港を通じた輸出額が4146億円と前年同月比で6.7％減少した。輸出額が前年を下回るのは昨年３月以来11カ月ぶり。韓国向けの原動機や中国向けの自動車部品が減少した。
一方、輸入額は30.1％増の2742億円で、２カ月ぶりに前年同月を上回った。中国からの衣類が大幅に増加したほか、米国からの原動機なども増えた。石油などを含む鉱物性燃料は輸入額が61億円と、前年同月に比べ31％減った。
この結果、神戸港では引き続き輸出超過の状態が続いている。ただ輸出超過額は1403億円と、前年同月比で40％減った。
