ノーリツ、豪給湯器メーカーを買収 約47億円で
ノーリツは26日、豪給湯器メーカーのダックス・マニュファクチュアリング(クイーンズランド州)を買収することで、ダックスの親会社である豪GWAグループと合意したと発表した。ダックス社工場の土地や建物も含め買収額は合計4600万豪ドル(約47億円)。12月中にもダックス株の受け渡しを実行する予定だ。
ダックスの買収を通じて、ノーリツはオーストラリアの給湯器市場に本格参入する。ダックスが手掛けるタンク式のガス給湯機に加え同社の販売ルートを利用して、ノーリツが強みを持つタンクなしのガス給湯機も販売する計画だ。
同社は2016年までの5カ年計画で海外事業の売上高を600億円と、全体の24%にまで拡大する計画。13年には中国の給湯器メーカーである櫻花衛厨を傘下に収めていた。