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地下鉄西神・山手線の新型車両、デザイン「B案」に決定 丸み帯びた先頭車

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 神戸市交通局は26日、2018年から順次投入する地下鉄西神・山手線の新型車両のデザインは「B案」(イメージ図=神戸市の発表資料より)に決まったと発表した。16日に開催した「交通フェスティバル2016 in 名谷車両基地」と17〜23日のネット投票で最多の3102票を獲得。先頭車両は丸みを帯びたデザインで、現在の電車と見比べるとデザインが一新された印象になりそうだ。

 投票総数は8001票(うちネット投票は5544票)だった。B案は、2位だったA案の2802票を300票引き離して首位に立った。交通フェティバルの会場投票でB案が獲得したのは867票で、A案の865票と僅差だったがネット投票で差がついた。交通局はB案について「街に馴染む丸みを帯びたフレンドリーなデザイン、車両全体を巻き込むような安心感を与えるカラーリング」などと説明していた。C案は2097票(うち会場725票)だった。

 デザインの投票は市営交通100周年記念行事の一環として実施した。西神・山手線の車両は1977年に名谷〜新長田間が開業した当初の車両が現在も主力だ。交通局は現在の車両の老朽化対策として、22年度までに全編成を新型車に置き換える計画という。

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