神戸経済ニュース

こちらは旧サイトです。新サイトは http://news.kobekeizai.jp をご覧ください。

集え、海外在住の「神戸人」 市が「Kobe International Club」を組織化

f:id:gaku-tokyo:20160222223039j:plain

 神戸市は22日、海外に住みながら神戸の魅力を発信することなどで神戸を応援する組織「Kobe International Club」(コウベ・インターナショナル・クラブ)を設立すると発表した。国籍などを問わず、神戸で暮らしたり働いたりした経験があり、神戸の発展に寄与する海外在住者を募る。交流サイト(SNS)などを通じた現地での情報発信や、現地で定期的に会合を開くのが活動内容。いわば神戸経験者による神戸の同窓会のような組織だ。(図は市がデザインしたコウベ・インターナショナル・クラブのシンボルマーク)

 久元喜造市長は22日の定例記者会見で設立の経緯を説明。久元氏が昨年6月に米国に出張した際、神戸大学サンフランシスコ同窓会のメンバーと意見交換したのがきっかけという。サンフランシスコでも神戸の縁で集まる機会があるとの声を聞き、「そういうつながりを大事にしたいし、ぜひ私達(神戸市)も関わりたい」「世界各地にも、そういうふうに思っておられる方がいらっしゃるのではないかと考えた」(久元氏)。

 29日には第1号の組織として久元氏らと昨年意見交換した参加者らが中心になり「Kobe International Club Silicon Valley」を設立。神戸市はメールなどで定期的に情報提供するようだ。今後はクラブの会長を務める久元氏が海外出張などの際に、出張先で現地組織の設立を直接呼びかける意向という。

copyright(c)2014 by Kobe Keizai News, all rights reserved