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15年12月期の兵庫県鉱工業生産指数5.3%減 基調判断「一進一退」に修正

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 兵庫県が22日に発表した2015年12月の鉱工業生産指数(2010年=100、季節調整済み)速報値は前月比で5.3%低下の94.3と、2カ月ぶりに低下した。兵庫県は生産の基調判断を「一進一退で推移している」とした。「横ばい傾向にある」とした15年11月から変更した。

 生産指数を業種別にみて低下が目立ったのは、トンネル掘進機や一般用蒸気タービンなどが低下した「はん用・生産用・業務用機械工業」のほか、アーク溶接機や一般用タービン発電機などが低下した「電気機械工業」などだった。半面、旅客車や舶用ディーゼル機関などが伸びや「輸送機械工業」などが上昇した。

 同じ月の全国統計では、経済産業省が15日に15年12月の鉱工業生産指数(2010年=100、季節調整済み)確報値を発表。前月比で1.0%低下の97.6と2カ月連続で低下した。

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