神戸市は1日、12月に定例で発行する住民参加型の公募地方債を起債した。表面利率は0.12%で、発行価格は100円(応募者利回り0.12%)。発行額は12億円とした。利子は毎年6月と12月の24日に支払う。2日から15日まで但馬銀行、三井住友銀行、みなと銀行に加え証券会社10社で取り扱い、10万円から10万円単位で販売する。
利回りは6月に発行した前回債の0.16%をさらに下回った。中長期国債の利回りが低下(相場は上昇)した影響を受けたとみられる。調達した資金は河川や道路の整備事業などに充てるとしている。