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神戸医療産業都市への進出、東京で呼びかけ 国際見本市に出展

 神戸市は、東京都内の展示会場で13日に開幕した国際見本市「ライフサイエンスワールド2015」に出展した。展示ブースでは、神戸市が進める神戸医療産業都市が、関西国際空港のほか京都や大阪などにも近い立地の良さや、実験室として使える施設の充実していることなどを強調。神戸への進出を医療産業の関係者らに呼びかけた。

 神戸市のブースでは、医療産業都市に拠点を構える8社の事業内容や製品を紹介するコーナーも設け、各社の担当者が商談などに取り組めるようにした。神戸市と共同出展した8社にとって事業拡大につながるきっかけづくりの機会とすると同時に、既に進出した企業が300近くと多く、さまざまな協力関係が築きやすいこともアピールできたとみられる。

 神戸市のブースに共同出展したのは、Ig-M、AFIテクノロジー、池田理化、シーエステック、スペクトリス、日新薬品工業、日本サイエンスコア、メディトランセの8社。

 同見本市は15日まで開催する。毎年開催しており今年は14回目だ。昨年は約1万1000人の来場者があった。国内外の医療産業や大学などの研究機関も出展する。自治体では、京浜臨海部ライフイノベーション国際戦略総合特区の指定を受けた横浜市川崎市が共同で展示や資料配布などを実施。鳥取県産業振興機構も出展した。

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神戸市のブースにも初日から多くの来場者が訪れた

 

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