井戸兵庫知事、議会新勢力との協力関係に意欲 「できるだけ情報共有」

　兵庫県の井戸敏三知事は13日の定例記者会見で、前日の投開票で兵庫県議会の新勢力が固まったことについて「（行政の）執行部と議会とで情報を共有して力を合わせて推進する２元代表制の基本に則して対応していきたい」と述べ、新たな議会とも引き続き協力関係を構築することに意欲を示した。

　現時点で第１党である自民が40議席と過半数の44議席を獲得できていないことについては「前回（の県議選）も無所属の議員が（自民に）入って過半数になったので、自民が過半数を取れなかったことについてコメントするのは時期尚早」との見方を示した。一方、維新が会派として議案提案権を持つ７議席増の９議席と躍進したことについては「議会運営なども含めてできるだけ（維新とも）情報共有したい」と述べるにとどめた。