神戸市は、特定の事業分野で技術開発などに取り組む中小企業を「挑戦企業」と位置づけ、補助金などを支給する制度の対象に「航空・宇宙」を付け加える。神戸市が26日、2015年度の対象企業の公募について説明会日程などを発表し、明らかになった。
神戸市では川崎重工業が米航空機大手ボーイング社の主力機種で共同開発や分担生産を手掛けているほか、近隣では三菱電機通信機製作所（尼崎市）で人工衛星や航空機の管制システムなどを開発・製造している。産業の集積があるうえ、今後の成長産業と見込んで補助対象に追加したとみられる。神戸市による説明会は４月16日に予定する。
