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川重、六甲ライナー新型車を受注 約47億円で11編成

 神戸市が株式の77%を握る筆頭株主である神戸新交通は26日、東灘区の住吉駅と六甲アイランドを結ぶ六甲ライナーで2023年までに投入する新型車11編成44両の製造を川崎重工業に依頼すると発表した。発注額は税抜きで46億9920万円。川重も27日に神戸新交通からの受注を発表した。17年に1編成4両の運行を開始。19年から毎年2編成ずつを順次投入する。

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(新型車のイメージ=神戸市の発表資料より)

 川重は新型車両を兵庫工場(神戸市兵庫区)で製造する。六甲ライナーが開通した1989から運行する現行車両の置き換え。これらも同社が製造していた。車両のデザインは、神戸らしく船を連想させるシルエット、住吉川周辺など沿線地域の住宅街にも合う落ち着いた色調を採用した。各車両に液晶ディスプレー式の案内板を搭載し、行き先やドア開閉などの案内を日本語、英語、中国語、韓国語の4カ国語で表示する。

 

 

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