神戸経済ニュース

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神戸都心を自転車でスイスイ 「Kobe Lincle」26日から

 神戸市は6日、中央区内の8カ所に設けた自転車ステーションのどこでも借りられ、どこでも返却できるサービス「Kobe Lincle(こうべリンクル)」を26日に開始すると発表した。神戸市が募集していた運営会社は、近畿圏や関東地方などで駐車場・駐輪場を展開するサイカパーキング(東京・中央)に決まった。NTTドコモの子会社で東京都内や横浜市で自転車シェアを運営するドコモ・バイクシェア(東京・千代田)も共同で事業運営する。 

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 26日午後1時に事業を開始。当日は午前10時から東遊園地で、事業開始を記念した式典に加え、貸し出す自転車(写真上)の試乗会も開き、こうべリンクルの利用を訴える。

 貸し出す自転車の総数は当初60台。26日には三宮駅前、元町駅前、ハーバーランド、北野工房のまち、新神戸駅前、アーバンエース三宮ビル(小野柄通4)と神戸都心地区の6カ所に各15台を止められる自転車のステーションを開設。今夏をメドに、みなとの森公園とメリケンパークにもステーションを設ける。自転車はすべて、坂の多い神戸の街でも使いやすい電動アシスト付き。

 大都市の自転車シェアは地下鉄や自動車の混雑緩和を目的に2007年にパリ、2010年にロンドンで導入されたことなどで話題になった。現在、ロンドン市内のステーション(写真下)は700カ所以上に増えた。2013年にはニューヨークでも、ロンドンと同様のシステムが導入されている。

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