神戸経済ニュース

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練習帆船「海王丸」が神戸寄港 24日10時

 神戸港振興協会は、独立行政法人航海訓練所が運行する練習帆船「海王丸」が24日午前10時に神戸港の新港第1突堤に入港すると発表した。28日午前10時まで停泊する予定。寄港中の日没から午後10時までの間は船体をイルミネーションで飾る。入出港時のセレモニーには誰でも参加できる。

 入港セレモニーは24日午前9時半から開催。神戸市の消防艇による放水や神戸市消防音楽隊の演奏、市内幼稚園児などが出迎える。出港セレモニーは28日午前9時に開き、
岸壁での出港セレモニー、神戸市の港務艇などが見送る。

 海王丸が離岸する際には、練習帆船としては最高の儀礼とされる「登檣礼」(とうしょうれい)を実施する。見送り客に感謝の意を表すのを目的に、実習生がマストに登り「ごきげんよう」を声に出して3回繰り返す。

 新港第1突堤は「都心ウォーターフロント再開発用地」に指定されている。2015年11月に天然温泉、プール、国際会議場などを備えたホテルを開業させる計画だ。現在は防潮壁工事を実施していることもあり通常は立ち入ることができないが、セレモニー時は一般開放する。セレモニーの時間以外は、対岸のメリケンパークから海王丸を見るよう、神戸港振興協会では呼びかけている。

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