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井本商運「みさき」が神戸港に初入港 「みかげ」「みゆき」と同型船

 井本商運(神戸市中央区)は26日、新造船「みさき」(写真=井本商運の発表資料より)が神戸港に同日初入港したと発表した。昨年9月就航の「みかげ」、今年8月就航の「みゆき」と同型のコンテナ専用船で、ここ1年ほどで3隻目の新造船投入になった。海外行きの基幹航路に載せる貨物を集荷する、国際フィーダー輸送を強化する。神戸港では初入港を記念するセレモニーを開催した。

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 みさきは7月6日に進水式を開催し、このほど完成。小池造船海運(広島県豊田郡大崎上島町)から引き渡しを受けた。総トン数749トンで、コンテナは20フィートのコンテナに換算して199個を積載できる。危険物の積載区域を拡大したのが特徴で、冷凍コンテナの輸送力増強とあわせて特殊貨物輸送の需要増に対応した。

 船上で開催したセレモニーでは神戸市みなと総局の担当課長があいさつし、神戸港振興協会のマリンメイトから船長に花束が手渡された。神戸市からは同船に対し記念品の神戸ワインも贈られた。阪神国際港湾の豊田巌・専務執行役員も出席した。

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