神戸ルミナリエの出足好調、開幕5日で162万人来場 8年ぶり高水準
神戸ルミナリエ組織委員会は9日、12月4日に開幕した神戸ルミナリエの来場者数が8日までの5日間で162万8000人だったと発表した。昨年の開幕から5日間(12月4〜8日、135万5000人)に比べ27万3000人増加と、好調な出足になった。開幕から5日間の比較では、2007年12月6〜10日に記録した165万1000人以来8年ぶりの高水準だ。
兵庫県の井戸敏三知事は同日の定例記者会見で好調な人出について「消費意欲が高まってきたことの表れではないか」と分析した。さらに「会期が短くなったことによって、『早く見に行こう』となる期間短縮効果もあるかもしれない」と付け加えた。
今年の神戸ルミナリエは13日まで10日間の開催を予定する。06年までは14日間、昨年までは12日間の会期で開かれたが、費用削減を目的に今年はさらに2日短縮した。