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新神戸駅ホームの柵をリニューアル 設置から約40年、JR西日本

 JR西日本の真鍋精志社長は18日の定例記者会見で、山陽新幹線新神戸駅ホームに設置している防護柵(さく)をリニューアルすると発表した。1977年に設置して以来40年近くが経過し、老朽化したため更新する。新しい防護柵の試験運用を2016年3月下旬に始める見通しだ。

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 新たな防護柵はホームの端に近い位置に立てる計画だ。現在はホームの端から約2メートル離れた位置に立っている。通過列車の風圧などを考慮したためだが、新神戸駅は現在、全列車が停車する。防護柵のドアが閉まった後、柵と列車の間に乗客が取り残されることも防げるようになる。

 16両編成と8両編成ではドアの位置が異なることから、最長5.5メートルの長い間口のドアを持つ防護柵の開発にもメドがついたという。まずは新神戸駅下り(博多方面行き)ホームの中ほどやや博多寄りに、既存の防護策を設置したまま新たな柵の試作機(イメージ画像=JR西日本のホームページより)1機を設置する計画だ。

 記者会見の冒頭で真鍋氏は、16日にJR神戸線で発生した架線トラブルによる大幅な運休やダイヤの乱れについて陳謝した。

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