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東洋水産、即席麺の生産拠点を西区に移転 16年夏に東灘区から

 東洋水産は23日、西日本全域に供給する即席麺などの商品を生産する新工場を神戸市西区の工業団地「神戸テクノ・ロジスティックパーク」に建設すると発表した。現在は東灘区にある神戸工場での即席麺生産を終了し、西日本の基幹工場を移転する形だ。最新の設備を備えた新工場を建設して品質管理を充実させ、食の安全に対する関心の高まりなどに応える。 

 同工業団地を開発した神戸市と、23日に用地取得の契約を結んだ。7月に着工し、来年8月の稼働を目指す。敷地面積は6万2500平方メートル。総投資額は約197億円で、このうち土地取得費用は約33億円としている。

  東洋水産が今回、土地を取得したことで神戸市による14年度の土地売却面積は30.8ヘクタールになった。神戸市の年間売却面積としては11年度の27.4ヘクタールを上回り、過去最高になった。

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