神戸経済ニュース

こちらは旧サイトです。新サイトは http://news.kobekeizai.jp をご覧ください。

神戸市、中小企業融資制度で利下げ 長期運転資金は年1.75%に

 神戸市は2日、中小企業融資制度によって貸し出す資金の利率を引き下げると発表した。運転資金に充てる際に利用できる「長期事業資金(運転)」の利率は年1.75%と、昨年10月1日から適用してきた年1.80%から0.05%引き下げる。このほか、設備投資向けである「長期事業資金(設備)」の金利を1.55%から1.50%にするなど、用途別の適用金利をおおむね0.05%ずつ引き下げる。新たな金利は4月1日から適用する。

 神戸市が基準金利として採用する、みずほ銀行長期プライムレートは2月10日以降、昨年8月時点と同じ1.15%になっている。ただ1月には1.05%まで低下するなど、低下傾向であることに対応した。

 長期金利の指標である新発10年物国債利回りは2月27日15時には0.335%近辺で推移していた。日銀が10月31日に実施した追加の金融緩和などによって、昨年8月末の同時点で推移した0.490%から0.155%低下している。

 各金利の一覧表へのリンクはこちら(神戸市の発表資料)

 

copyright(c)2014 by Kobe Keizai News, all rights reserved