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眼鏡フレームのシャルマンなど、神戸医療産業都市に進出 医療器具の開発で

 神戸市は27日、眼鏡のフレーム大手のシャルマン(福井県鯖江市)が神戸医療産業都市に進出すると発表した。眼鏡フレームの加工で培った金属加工技術を生かして、医療器具の開発に取り組む。同社は福井大学と共同で開発した脳外科用の手術器具で2014年にグッドデザイン賞を受賞するなど、既に医療器具の製造で実績を上げている。国際医療開発センター(IMDA、神戸市中央区)内に3月中にも拠点を開設し、3人が駐在する予定だ。

 同時に自動車のエンジンや変速機向け部品を製造するハマダ(広島県府中町)も神戸医療産業都市に進出すると発表。球面加工や鏡面加工に強みを持ち、医療器具では人工股関節の部品製造などを手掛ける。シャルマンと同様に3月中にもIMDA内に拠点を開設し、1人が駐在する計画としている。

 

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