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神戸経済ニュース

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神戸港の輸出入総額、10カ月連続で前年比減 円高で輸入2割減・7月

統計

 神戸税関が18日に発表した7月の貿易統計(速報)によると、神戸港を通じた輸出入の総額は前年同月比16.9%減の6481億円と、10カ月連続で前年同月を下回った。外国為替市場で円相場が上昇したため、金額に換算した輸出入額が大幅に減少する構図が続いている。輸入額は前年同月に比べ20.7%減の2278億円と急減した。

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 月間の平均為替レートは1ドル=103円14銭と、前年同月の123円01銭に比べ19円87銭(19.3%=IMF方式)の円高・ドル安だった。一方、神戸港を訪れた外国貿易船の数は585隻で前年同月と同じ。円高が進行した分だけ金額は減少したが、数量ベースでみると大きく変動していないことを示唆する。

 輸出額は前年同期比14.6%減の4202億円だった。輸出品目別では米国向けの荷役機械、韓国や米国向けの原動機、スリランカやケニア向けの自動車、台湾やタイ向けの科学光学機器などの減少が目立った。半面、台湾や中国向けの精油・香料及び化粧品類が増加。アラブ首長国連邦(UAE)やインド向けの鉄鋼なども増えた。

 一方、輸入額が減少した品目は、中国やインドネシアからの衣類及び同付属品、スイスやポーランドなどからのタバコ、インドネシアやUAEからの鉱物性燃料(石油や石炭)だった。半面、欧州からの医薬品や輸送用機器(自動車など)は輸入額が増加した。

 輸出額と輸入額を差し引きすると、神戸港での輸出超過額は1924億円だった。神戸港の輸出入総額が全国に占める割合(国内シェア)は5.9%と、前月比で0.1ポイント低下した。

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