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神戸経済ニュース

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神戸製鋼の今期、最終損益トントンに 2度目の下方修正、原料炭の価格高騰

 神戸製鋼所は31日、2017年3月期の連結最終損益がトントン(前期は215億円の黒字)になりそうだと発表した。従来予想は100億円の黒字だった。原料炭の価格高騰で鉄鋼事業の利益が圧迫されるほか、アルミ・銅の販売数量が想定を下回る見込みになったという。7月29日に続いて今期2度目の下方修正で、2期連続の最終赤字が避けられるか正念場を迎えた。

 売上高は前期比7%減の1兆6900億円、営業利益は34%減の450億円になる見通し。従来予想は1兆7300億円、500億円で、それぞれ減収・減益幅が拡大する。鉄鋼は造船向けが弱含む懸念があるという。銅・アルミの自動車向けは引き続き堅調に推移するとみているが、飲料用缶材の販売数量減とアルミディスク向けの需要減が予想されるとしている。

 同時に発表した2016年4〜6月期の連結決算は、純利益が前年同期比69%減の41億円だった。鋼材の輸出数量が減少したほか、アルミと銅の販売数量は伸びたが価格下落で減収。建機は貸し倒れが発生しないよう中国で販売条件を厳格化し、販売数量が減少した。売上高は12%減の8151億円、営業利益が34%減の309億円だった。

 中間配当は見送り、期末配当を無配とする配当計画は据え置いた。

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