神戸経済ニュース

こちらは旧サイトです。新サイトは http://news.kobekeizai.jp をご覧ください。

兵庫県、6月議会に13議案を提出 芸文センターの工事など

 兵庫県議会の6月議会が2日、開会した。兵庫県は今回、議案13件を提出。建築基準法施行令の一部改正に伴う「建築基準条例の一部を改正する条例」など条例改正5件のほか、県立芸術文化センター(西宮市)の舞台照明や音響設備に関する工事の契約締結、外部からの不正アクセスによる情報漏えいを防ぐ「兵庫県情報セキュリティクラウド」に関する機器の取得などの承認を求める議案も提出した。

  井戸敏三知事は議案説明で、最近の県政について説明。2015年度の決算では14年度と「ほぼ同水準の黒字を確保できるものと見込まれる」などと、行財政改革の進展を強調した。9月11〜12日に神戸市で開催する主要7カ国(G7)神戸保健相会合にも触れ、「地元主催の歓迎行事、WHO(世界保健機関)神戸センターとの共催による高校生サミットなど、兵庫・神戸の魅力発信と歓迎機運の醸成に取り組む」との意欲も改めて示した。

 知事の議案説明後、「議案熟読のため」として3〜5日に休会することを決めて議会を散会した。会期は10日までの9日間。代表質問を7日、一般質問を8日にそれぞれ予定する。

copyright(c)2014 by Kobe Keizai News, all rights reserved