神戸経済ニュース

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久元神戸市長、熊本地震「いつでも必要な人員を現地に派遣する」

 久元喜造神戸市長は15日付でブログを更新し、14日夜に発生した平成28年(2016年)熊本地震について「今後、現地での状況の推移に応じ、いつでも必要な人員を現地に派遣する」との方針を示した。神戸市では地震発生から14分後の午後9時40分に待機職員らを呼び出す「危機管理室指令2号」を発令。情報収集を始めたという。

  久元氏のブログによると、14日午後9時45分に消防局で後方支援本部を設置。午後11時34分には指揮支援隊8人が熊本県に向けて出発した。その後、午後11時47分に消防庁岡山市以西の消防本部で対応する方針を示し、神戸市の支援隊には待機指令を出したため同隊は待機に転じたという。

 神戸市では1995年に発生した阪神淡路大震災被災した経験もあり、大きな天災の被災地には積極的に支援してきた経緯もある。熊本地震に対して久元氏は「市民レベル、企業レベルでも、さまざまな支援の動きが出てくることと思われます」との見方を示した。そのうえで「地域ぐるみで被災地を全力で支援していきます」と述べた。

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