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井戸兵庫知事、神戸空港「制約の見直し働きかける」 便数制限など

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 井戸敏三兵庫県知事(写真=兵庫県が公開した動画より)は15日の定例記者会見で、16日に開港10周年を迎える神戸空港について「制約の見直しを(国土交通省などに)働きかける」と改めて述べた。神戸空港にかかる制約について井戸氏は「1日30往復の便数制限」「午前7時から午後10時までの運用時間制限」「国際線運航の不許可」という3点を「代表」として挙げた。

 一方で運営権の譲渡については「3空港一体運営が基本」としながらも、時間がかかる可能性を指摘した。関西国際空港と大阪国際(伊丹)空港の運営を4月から受託する関西エアポート(大阪市西区)は「まず2空港の運営の目処をつけたいというのが会社の基本方向だろう」との見通しを述べた。

 井戸氏は、関西エアポートに神戸空港の運営を引き継ぐことで、3空港一元管理のもとに神戸空港の「制約」が取り除かれる可能性が高いとの見方も併せて示した。

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