神戸経済ニュース

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久元神戸市長、神戸空港の24時間運航にも期待 運営権譲渡の交渉で 

 神戸市の久元喜造市長は10日の定例記者会見で、神戸空港について「運営権の譲渡についても速やかに交渉に入っていく」との方針を示した。関西国際空港と大阪国際(伊丹)空港を運営する新関西国際空港大阪府泉佐野市)が同日、両空港の運営権譲渡の優先交渉権をオリックスと仏バンシを中心とした企業連合に与えたと発表。これを受けて記者の質問に答えた。

 久元氏は神戸空港の大きな利点の1つを「24時間運航可能である」と指摘した。伊丹空港では騒音問題のため午後9時から午前7時の間に離発着するダイヤが組めないが、海上空港の神戸空港では支障がない。地理的に近い関空、伊丹、神戸の3空港一体運営で「神戸空港の持っている利点というものを、もっと活用しようという方向に働くことを期待したい」と、発着枠などの制限撤廃による利用増への期待感もにじませた。

 神戸市が13日に、10日の記者会見でのやりとりをホームページで公開して明らかになった。

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