兵庫県経営者協の会長、小椋昭夫氏が死去 69歳
バンドー化学は3日、同社の元社長で兵庫県経営者協会会長の小椋昭夫氏が1日午後8時に急性硬膜下血腫のため死去したと発表した。69歳だった。後日、同社主催でお別れ会を開く。
小椋氏は1998年6月から2007年6月まで同社の社長を務め、会長を経て昨年6月からは相談役。今年5月には前任の寺崎正俊・川崎重工業顧問から兵庫県経営者協会の会長を引き継いだばかりだった。
兵庫県の井戸敏三知事は同日開いた定例記者会見で「訃報に接して大変驚いている」と述べた。小椋氏と同じ1945年生まれであることに触れたうえで、井戸氏は「まさに、これからいろんなアドバイスを頂戴する、兵庫県の明日を開くパートナーの一員だと思っていたので、大変残念だ」と話し、小椋氏の急逝を悼んだ。