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JRバスのグランドリーム号、京阪神〜東京で利用者10万人 運行2年、31日に東阪で式典

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 JR西日本傘下の西日本ジェイアールバスは25日、京阪神と東京を結ぶ高速深夜バス「グランドリーム号」の利用者数が22日に10万人を達成したと発表した。従来よりも広いシートやスマートフォンの充電に使える電源のコンセントなどを備えた利便性などが人気を集め、2014年10月31日に8台を投入してから2年足らずで達成した。31日には記念セレモニーを東京と大阪で開催する。

 グランドリーム号は関西の三宮・大阪・京都と新宿・東京を1日に3〜4往復する。JR東日本傘下のジェイアールバス関東と共同で運行。14年に各社で4台ずつのグランドリーム号を投入した。車内の快適さに加え、状況に応じて自動でブレーキが作動する装置や運転士やバスの動きから警報音を発する仕組みを導入し、従来のドリーム号などに比べて安全性を高めたのが人気につながった。

 利用者10万人の達成と運行2年を記念して、31日は大阪駅と東京駅のJR高速バスターミナルで記念式典を開く。大阪駅ではターミナルの3番乗り場から午後10時に東京駅行きが出発するのに合わせて開催。西日本ジェイアールバスの宇都宮道夫社長が乗客の代表に花束を手渡す。31日のグランドリーム号の乗客全員に記念品のハンドタオル(イメージ図=西日本ジェイアールバスの発表資料より)を配布する。

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