9月の神戸市消費者物価指数、前年比横ばい 物価上昇が一服
兵庫県は30日、神戸市で調べた9月の消費者物価指数(生鮮食品除く総合、2015年=100)速報値が100.0だったと発表した。昨年9月との比較では横ばいだった。8月まで13カ月連続で前年同月比でプラスだったが、物価の上昇は一服した。
主要な費目の10大分類では、前年同月比で7費目が上昇した。「住居」「被覆および履物」などの上昇が目立った。「生鮮食品を除く食料」も高い。半面、下落したのは「光熱・水道」「交通・通信」「家具・家事用品」の3費目だった。
全国統計では同日、総務省が8月の消費者物価指数(生鮮食品除く総合、2015年=100)を発表。前年同月比0.5%下落の99.6と、6カ月連続で前年同月を下回った。前月比では横ばいだった。