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パンの名店14社が出展、パンのポートタワーも 10月22日に神戸パン祭り

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 兵庫県内の製パン会社などが加入する兵庫県パン協同組合は10月22日に「第2回神戸パン祭り」を開催すると発表した。神戸朝日ホール(神戸市中央区)の1階ピロティ広場を会場に、パンの名店14社が出展。それぞれがパンの自信作を販売する。神戸開港150年を記念してパンで作ったポートタワーも登場する予定だ。

 1人当たりの購入量が全国でもトップレベルであるなど、パンは神戸を代表する食文化の1つ。観光資源にもなっており、「パンのまち神戸」を兵庫県内外に一段と浸透させるのがねらい。昨年の第1回は北野工房のまち(神戸市中央区)で開催したが、広い会場の確保を目的に、神戸のパン文化発祥地である旧居留地の神戸朝日ホールに場所を移した。

 出展する14社は「美食同源」「美味しく食べて美しく!」をテーマに、それぞれのパン職人が腕を振るう。時間は午前11時から午後5時を予定するが、売り切れ次第終了。売り上げ金の一部は災害支援金の一部として熊本県に寄付する。

 パンのポートタワーは、ドンクの江崎幸一さんが製作。江崎さんは2006年に厚労省が「現代の名工」として表彰、07年には黄綬褒章を受章した腕っこきのパン職人だ。

 午前11時からと午後2時から開催する親子パン教室では、一流のパン職人によるパン作りの指導が受けられる。事前の申し込みが必要で、9月30日までに往復ハガキで兵庫県パン協会に申し込む。参加費は500円だが、全額を熊本県に寄付する。

 このほか兵庫県産の小麦で作ったパンの試食や販売、小学校低学年以下を対象にしたパン釣り競争、食パンの無料配布なども予定する。出展するパン店14社は以下のとおり。

 ▽イスズベーカリー(神戸市中央区)、バンベール(神戸市中央区)、神戸ベル(神戸市西区)、ダンマルシェ(神戸市西区)、コッペプリュス(神戸市垂水区)、原田パン(神戸市長田区)、マザーバスケット(神戸市西区)、ローヤル(神戸市中央区)、ラ・サン・ミッシェル(神戸市垂水区)、カスカード(神戸市中央区)、ビゴの店神戸市中央区)、パンプキン(三田市)、フリアンド(西宮市)、アイガー(加東市

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