神戸経済ニュース

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神戸空港の搭乗率、月間で過去最高を更新 83.6%・8月

 神戸市が12日発表した8月の神戸空港利用状況では、提供座席数に対する搭乗者数の割合を示す搭乗率が83.6%と過去最高を更新した。これまでの最高は2011年と2012年の8月の記録した81.7%だった。例年8月は搭乗率が高まる傾向にあるうえ、空席が多かった米子便の運航が昨年8月で打ち切られたためとみられる。(写真は神戸空港に駐機中のスカイマーク機)

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 神戸空港は現在、東京・羽田のほか那覇、鹿児島、長崎、茨城、新千歳(札幌)とを結ぶ便が就航している。これらの便はいずれも好調で、最も低かった新千歳便でも搭乗率は79.1%と高かった。最も高かったのは羽田から神戸を経由する長崎便で89.4%に達した。航空会社別で最も座席数を提供するスカイマークの搭乗率が86.2%(前年同月は78.2%)に上昇したのも寄与した。

 一方、8月の旅客数は前年同月比0.7%増の24万7156人だった。旅客数が前年同月を上回るのは3カ月連続。

 

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