神戸経済ニュース

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仏ノール県と兵庫県の経済フォーラム、ボロレ日本法人社長ら登壇 6日開催

 在日フランス商工会議所と兵庫県、フランス北部のノール県などは6日、エネルギーや新素材など次世代産業について互いに紹介する「経済フォーラム」を兵庫県公館大会議室(神戸市中央区)で開催する。昨年10月から1年間で展開する「日仏イノベーション年」をきっかけとしたノール県訪問団の来日を機に、兵庫県とノール県の連携強化を訴える。

 仏ノール県の代表として、仏複合企業ボロレの日本法人であるボロレ・ロジスティクス・ジャパンのアーノー・ラストゥール社長が「国際物流拠点としての兵庫県」について事例報告に登壇するほか、フランス大使館は日仏イノベーション年の成果などを説明する予定。ノール県から近いルーブル美術館ランス別館についての紹介もある。

 日本からは川崎重工業が航空宇宙産業について、神戸製鋼所が次世代エネルギーとしての水素について、シスメックスが先端医療への取り組みについて、それぞれ報告する予定。兵庫県産業労働部の片山安孝部長は次世代産業振興の施策などについて話す。

 主催者として在日フランス商工会議所の元信久隆副会頭(曙ブレーキ工業会長兼社長)が、地元代表として兵庫県井戸敏三知事がそれぞれあいさつする。ティエリー・ダナ駐日フランス大使も会場を訪れ、あいさつする予定だ。

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