スヌーピーとなかまたち、阪急電車にいろいろ登場 10月1日から共同企画
(c) 2016 Peanuts Worldwide LLC
阪急電鉄はスヌーピーで知られる米国のコミック「PEANUTS(ピーナッツ)」とのコラボレーション(共同企画)を、10月1日からさまざまに展開すると29日付で発表した。ヘッドマークや装飾を付けた電車「スヌーピー&フレンズ号」を運転するほか、オリジナルグッズがもらえるスタンプラリーを開催。PEANUTSの登場人物らと阪急電車をデザインしたコラボグッズや、スヌーピーをデザインした1日乗車券も販売する。
「スヌーピー&フレンズ号」は車内吊りポスター(写真上=阪急電鉄の発表資料より)や特製ヘッドマーク、車体装飾などで車内外を「PEANUTS」で埋め尽くし、65年の歴史があるスヌーピーを存分に楽しめるようにする。8両編成の列車を神戸線、京都線、宝塚線と各1編成ずつ投入する。ヘッドマークのデザインは各線ごとに変える予定だ。10月1日から2017年1月9日までの運転を予定する。
阪急電鉄の駅構内などにあるコンビニや雑貨店に加え、近畿のスヌーピータウンショップなどでは、コラボグッズを販売。まず10月1日に阪急電車のシンボル色であるマルーン色を使ったスヌーピーのぬいぐるみやチョコチップクッキー缶、ランチトートバッグ、ステンレスボトル(写真下=同)のほか文房具やマグカップなどを発売。10月15日にはヘッドマークのミニチュアマグネットやマスキングテープなども投入する。
10月1日〜12月25日にはスタンプラリーを開催。主要駅で配付する台紙に、宝塚、西宮北口、豊中、河原町の4駅に設置したスタンプを全て集めて阪急ツーリストセンター大阪・梅田(大阪市北区)に持ち込むと、独自デザインのマグネットボードと交換できる。同期間にはスヌーピーをデザインした阪急全線有効の1日乗車券も販売する。
このほかマナー啓発活動のキャラクターとしてもスヌーピーを採用。駅や車内吊りポスターのほか、梅田駅の広告用大型ディスプレー、各駅の案内用ディスプレーなどに順次登場する。
PEANUTSの版権管理は、日本国内ではソニー傘下のソニー・クリエイティブプロダクツ(東京都千代田区)が担う。同社と阪急電鉄が、版元であるピーナッツ・ワールドワイド(米ニューヨーク州)とのライセンス契約に基づいて今回の企画を展開する。
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