クラウドワークス、神戸市の「働き方改革」事業を受託 セミナーなど開催
クラウドワークスは22日、神戸市が進める「働き方改革推進支援業務」を受託したと発表した。神戸市の住民や企業を対象に、不特定多数の人に呼びかけて作業などを依頼する「クラウドソーシング」や、情報通信機器を活用して必ずしも職場に出勤することなく働く「テレワーク」についてセミナーや勉強会を開く。
働き方の多様化を進めることで人材を確保し、人手不足の緩和を狙う神戸市の施策の一環。これまで特に女性は出産・育児や介護などを機会に離職するケースが多く、職務経験を生かすうえでも働き方の多様化が求められている。企業が働き方の多様化を進めることで、希望者の就業機会も増加するとみている。
クラウドワークスは在宅の働き手と企業を仲介するサイトを運営。現在は約100万人が利用者として登録しており、日本最大級の仲介サイトになっている。住民向けのセミナーは9月26日に神戸市勤労会館(中央区)、27日に神戸市西区民センター(西区)の2カ所で開催。企業向けには9月26日にセミナー、10月18日に勉強会(ワークショップ)をそれぞれ勤労会館と神戸市産業振興センター(中央区)で開く。