神戸経済ニュース

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ファミリア、越境ECで英仏からも注文受付 ポンド・ユーロで価格表示

 子供服のファミリア(神戸市中央区)は英国とフランスからの注文を受け付けることを目的とした越境EC(国境を超えた通販)サイトを開設した。英国向けはポンドで、フランス向けはユーロでそれぞれ価格を表示。いずれも英語で商品説明や注意事項などを記載した。海外からも同社製品を購入したいとの要望に対応した。

  同社は4月に海外で子育てする65人の母親のアンケート調査を実施。さまざまな環境での子育てについて情報収集したという。その中でも通販サイトで海外配送してほしいとの声が多く、これに今回、対応したとしている。

 報道などによると、ファミリアが昨年3月に発表した2020年度を最終年度とする中期経営計画では1996年までにいったん撤退した海外事業への再進出を計画。20年までに欧州など9カ所に拠点を置く方針を示していた。今回の海外向けサイトの設置が海外出店のきっかけになる可能性もありそうだ。

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