神戸経済ニュース

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トレーディアの4~6月期、最終赤字4200万円 中国との輸出入が低迷

 港湾運送のトレーディアが10日に発表した2016年4~6月期の連結決算は、最終損益が4200万円の赤字だった。中国との輸出入が低迷したことによる減収の影響に加え、円高も逆風になった。前年同期に計上した出資金売却益もなくなった。

 売上高は前年同期比5%減の32億円、営業損益は7600万円の赤字(前年同期は1100万円の赤字)だった。貨物の総取扱量は前年同期に比べ6%強増加したが、円高もあって減収になった。外注費比率の上昇で販管費の減少が小幅にとどまったのが営業赤字につながった。

 下期にかけて採算改善を見込み、17年3月期の連結業績予想は据え置いた。純利益は前期比9%増の7500万円になる見通し。前期据え置きの年5円を予定する配当計画も維持した。

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