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三ツ星ベルトの4〜6月期、純利益22%減 国内自動車向け減、円高も逆風に

 三ツ星ベルトが5日発表した2016年4〜6月期の連結決算は、純利益が前年同期比22%減の13億円だった。コスト削減などで営業増益を確保したが、前年同期に2億2000万円計上した為替差益が円高進行でなくなり、逆に5億9200万円弱の為替差損を計上したのが響いた。2017年3月期の連結業績予想は据え置いた。

 売上高は3%減の167億円、営業利益は10%増の22億円だった。国内で自動車向けベルトの販売が減少。海外で自動車向けが増えたが、円高進行のため円換算値での売上高が減少した。ただ国内外で一般産業用ベルトが伸びたことが収益を下支えした。建設資材事業では廃棄物処分場に関する案件が寄与した。

 前期据え置きの年18円(うち中間9円)とする配当計画も据え置いた。

 

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