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山陽電鉄の4〜6月期、純利益9%減 新車投入で減価償却費が増加

 山陽電気鉄道が2日に発表した2016年4〜6月期の連結決算は、純利益が前年同期比9%減の9億300万円だった。運輸業では19年ぶりに新型車両を投入したのに伴う減価償却費の増加したようだ。個人消費の低迷を受けた百貨店の伸び悩みも響いた。

 収入を示す営業収益は1%減の117億円、営業利益は9%減の12億円だった。鉄道など運輸業の営業利益は10%減の6億7100万円、山陽百貨店など流通業の営業利益は16 %減の200万円、不動産業では20%減の1億900万円だった。

 2017年3月期の連結業績予想は、純利益が前期比12%減の20億円を見込む。従来予想は18億円だったが、足元の業績推移などを勘案して見直したとしている。営業収益は2%増の492億円、営業利益は11%減の32億円になる見通し。従来予想は471億円、29億円だった。

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