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神戸電鉄の4〜6月期、純利益5%減 運輸事業は増益

 神戸電鉄が27日に発表した2016年4〜6月期の連結決算は、純利益が前年同期比5%減の6億700万円だった。税金費用の増加や、営業外収益の雑収入の減少が純利益を押し下げた。コスト削減などが寄与し、本業のもうけを示す営業利益は3%増の8億6900万円だった。

 売上高に相当する営業収益は微増の57億円だった。有馬温泉(神戸市北区)への誘客を目的に有馬温泉湊川間などが乗り降り自由で温泉施設の入館券がセットになった「有馬温泉・太閤の湯クーポン」を販売したほか、沿線の団体などと連携した企画ハイキングなどで乗客を集めた。運輸業の営業収益は1%増の33億円、営業利益は4%増の5億7400万円だった。

 2017年3月期の連結業績予想は据え置いた。純利益は前期比18%増の10億円の見込み。無配継続とする配当計画も維持した。

 

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