神戸経済ニュース

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和田興産の3〜5月期は11億円の最終黒字 分譲マンション販売好調

 和田興産が8日発表した3〜5月期の単独税引き損益は、11億円の黒字(前年同期は2億100万円の赤字)だった。金融緩和による住宅ローン金利の一段の低下を追い風に、主力のマンション販売が大幅に伸びた。用地価格や建設費の上昇を吸収した。

 売上高は前年同期比4.4倍の138億円、営業損益は20億円の黒字(前年同期は9400万円の赤字)だった。前年同期にはマンションの引き渡しが少なかったこともあり、分譲マンション部門の売上高は126億円と、前年同期の約8倍になった。戸建て住宅の販売や賃貸事業も堅調だった。

 17年2月期の単独業績予想は従来予想を維持した。税引き利益は前期比5%増の13億円を見込む。年26円の配当計画も従来予定を据え置いた。

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