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新長田「アジアン・マーケット・スクエア」が16日開業 訪日客を呼び込み

 神戸市は、阪神大震災の復興事業で建設したアスタ新長田(神戸市長田区)で、地元に伝わる味とアジア各国のスイーツ、日本みやげの買い物が同時に楽しめる「アジアン・マーケット・スクエア」(イメージ図=神戸市の発表資料より)を16日に開業すると発表した。「アスタくにづか地区商業活性化モデル事業」の一環。アニメ関連施設が増えつつある新長田で、訪日外国人観光客も気軽に立ち寄りやすい店舗を目指す。

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 1995年まで神戸デパートがあった場所に当たるアスタくにづか1番館北棟1階には、味噌焼きホルモンなどの「鉄板味噌焼肉 新長田食堂」と、世界のパン料理やアジア系スイーツ・トロピカルジュースなどの「DELI CAFE POTY」がオープン。同南棟1階には日本製のお菓子や食品、化粧品、日用品などを取り扱う「ドラゴン・ユニオン・神戸」が出店する。

 3店舗は、製造卸と通販を手がける食品メーカーの味の坊(大阪市西区)が運営する。同社は昨年12月に活性化モデル事業を担当する事業者として、県市の担当者と地権者らで構成する実行委員会の審査を経て決定していた。当初は4月中の開業を予定していたようだが、人手不足の影響などで工事が遅れたとみられる。

 アジアン・マーケット・スクエアの開業に合わせて、16日には第4回しんながたくにづかローカル&ワールドフェスティバルを開催する。世界各国の料理を提供する屋台のs出店に加え、地元の各店舗が100円均一で自らの商品をアピールする。長田区のマスコットキャラクター「なぁたん」も登場する予定だ。

 

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