ドンク、「パリ祭」にフランスの食文化を紹介 新作パンや伝統菓子が続々

　フランスパンやフランス菓子などを製造・販売するドンク（神戸市東灘区）は24日、同社が国内で展開するパン店の「ドンク」「ジョアン」「マリー・カトリーヌ」などで、フランス革命記念日である「パリ祭」の７月14日に合わせてフランスの食文化を紹介するキャンペーンを実施すると発表した。パリの街角を映した新作のパンや、フランスの地方に根付く伝統菓子などが続々と並び、店頭をにぎわす。（写真はドンクのキャンペーン商品）

 　全国のドンク、ジャルダン・ド・フランス、ドンク・エディテでは７月８〜24日に「フランスフェア〜フランス、地方をめぐる旅〜」を開催。ブルターニュ地方に伝わる黒糖とバナナのクイニィアマン（281円）、アルザス地方のタルトフランベ（378円）など各地の多彩な伝統菓子を販売。週末限定でポワトゥシャラント地方の大きなクッキーであるブロワイエをその場で砕いて試食品を提供する。

　ジョアン全16店舗では、７月６〜19日に「フランスフェア〜おいしいパリの散歩道」を開催する。スタッフがパリを散策して出会ったパンや菓子にヒントを得て開発したオリジナル商品を販売。ピスタチオ風味のアーモンドクリームとチョコチップをクロワッサン生地に巻き込んだエスカルゴ・ピスターシュ（281円）や、濃厚なマンゴーとパインで夏らしい味わいに仕上げたマンゴーとパインのタルト（８分の１カットで281円）など10種類を用意した。

　マリー・カトリーヌ全８店舗とドミニック・ジュラン札幌エスタ店では７月７〜27日に、「フランスフェア〜フランスはマルシェの国〜」と題してフランスのマルシェ（市場）をイメージした商品を販売。パインとオレンジのお食事パン（584円）、海老とブロッコリーのタルティーヌ（346円）、パンマルシェセット（６個入り、453円）などの限定商品でフランスの日常的な食卓の風景を紹介する。

　価格は税込み。（写真はすべてドンクのホームページより）