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神鋼環境ソリュ、政投銀の「環境格付」取得 子会社が融資受ける

 神戸製鋼所傘下の神鋼環境ソリューションは26日、日本政策投資銀行が定めた環境格付を取得したと発表した。子会社でバイオマス発電を手がける福井グリーンパワー(FGP、福井県大野市)が、同格付に基づく融資を政投銀に受けたという。FGPは3月に発電設備の引き渡しを受け、4月に営業運転を開始していた。

  政投銀の環境格付融資は、政投銀が独自に開発した格付システムによって企業の環境に対する取り組みを点数化し、得点に応じて融資条件を決める仕組み。今回の環境格付は、神鋼環境ソリュが社内の基準を設定し、プラントの設計・開発段階から原材料の調達、製造、運用、プラント廃棄まで含めた一連の流れのなかで環境に配慮していることなどを評価したという。

 神鋼環境ソリュに対する格付の結果や、FGPに対する融資条件などについては明らかにしていない。政投銀は同時に、今回の融資に当たって、地域資源である間伐材を燃料として受け入れることで地域の魅力向上に寄与する点なども評価。地方経済を活性化する「地域元気プログラム」の対象として認定した融資でもあると示した。

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