シスメックス、ミャンマー・ヤンゴンに支店開設 営業を開始

　シスメックスは16日、ミャンマー最大の都市ヤンゴンに開設した拠点が営業を始めたと発表した。これまでシンガポールに拠点を置くアジアを統括する子会社や現地代理店がミャンマーの顧客とやりとりしていた。アジアの統括子会社はヤンゴンに支店を置くことで、顧客の増加に対応するほか既存顧客へのサービスも向上させる。

 　支店は昨年12月29日付で設立していたが、体制が整ったことから営業を開始したようだ。従業員は３人を常駐する計画としている。国内や他のアジア各国と同様に、血液や尿、感染症などの検査機器と検査試薬を引き続き供給する計画だ。

　拠点開設を機に、医師など医療従事者の学術活動を支援するなど、医療水準の向上にも貢献する事業も展開する予定だ。ミャンマーでの同社の知名度向上、ブランド浸透を後押しする。