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神戸空港、4月の搭乗率が過去最高 長崎・鹿児島便の上昇目立つ

 神戸市が11日に発表した4月の神戸空港利用状況では、提供座席数に対する旅客数の割合である搭乗率が73.0%と、4月としては過去最高を記録した。前年同月の58.3%から大幅に上昇した。すべての路線で搭乗率は上昇したが、特に長崎便と鹿児島便で搭乗率の上昇が目立った。

 例年の4月は搭乗率が低下する傾向がある。だが今年は3月に記録した78.8%からの落ち込み幅は小さかった。

 長崎便の搭乗率は88.5%、鹿児島便は72.2%といずれも前年同月(61.1%、48.8%)を大きく上回った。長崎便は減便による提供座席数の現象が奏功。鹿児島便は便数増によって提供座席数が増加したが、旅客数の増加が上回った。

 羽田便は78.5%、茨城便は68.0%と前年同月の64.9%、54.4%を上回った。首都圏との往来も活発だったようだ。

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