神戸経済ニュース

こちらは旧サイトです。新サイトは http://news.kobekeizai.jp をご覧ください。

三宮のホテルモンテエルマーナ、宿泊予約の受付開始 11月1日オープン・旧モントレアマリー

f:id:gaku-tokyo:20160505110510j:plain

 神戸市中央区に建設中の「ホテルモンテエルマーナ神戸アマリー」(完成予想図=ホテルモントレグループのホームページより)が11月1日のオープンを控え、宿泊予約の受け付けを開始した。同ホテルは2015年3月に閉館したホテル、モントレアマリーを建て替えた。生田神社(神戸市中央区)の隣接地で、三宮駅まで徒歩2分の好立地。神戸市内のホテル稼働率は高水準で推移していることもあり、関心を集めそうだ。

 地上13階建てで、2階から13階に客室180室を設ける。宴会場などは設けず、宿泊客の受け入れに特化する。宿泊者以外は客室フロアに入れないセキュリティシステムを備え、施設内には中長期で滞在する宿泊客向けに洗濯乾燥機も備えた。

 従来と同じホテルモントレグループが運営。「エルマーナ」はスペイン語で姉妹を意味するといい、引き続きホテルモントレ神戸(神戸市中央区)の姉妹館として連携する。15世紀のデンマーク王女の名にちなんだ大型帆船「シャーロットアマリー号」から引用したという「アマリー」の名称は引き継いだ。

 日銀神戸支店によると、神戸市内のホテル平均稼働率は77.0%。前年同月に比べ3.4%低下したが、依然として高水準で推移する。2021年に開業する予定である阪急電鉄神戸三宮駅ビルにも宿泊特化型のホテルが入居する予定で、神戸市街中心部での宿泊需要に応える。

copyright(c)2014 by Kobe Keizai News, all rights reserved