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山陽電鉄の19年ぶり新型車両、27日に営業運転開始 扉個別スイッチ搭載

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 山陽電気鉄道は27日に、新型車両「6000系」(写真=山陽電鉄の発表資料より)の営業運転を始める。同社としては19年ぶりの新型車両投入だ。大きな液晶による案内表示や、ベビーカー・車いすスペースなど車内設備を充実させたほか、停車中に乗客が扉を開閉できるスイッチも搭載した。新型車両のデビュー記念グッズも順次発売する。

  新型車は普通電車として3両編成で運転する。乗客が扉を開閉できるスイッチは、山陽須磨山陽明石、東二見や網干線の各駅などで、特急の待ち合わせや通過待ちで長時間停車する際に使えるようにする。乗客は乗り降りの際に自らドアを開ける必要があるが、夏季や冬季に外気が車内に入らず快適で、省エネにもなる。

 山陽電鉄は新型車投入を記念して29日午前10時から、板宿、山陽明石、東二見、山陽姫路の各駅で使える1000セット限定の「入場券セット」(600円)を主要駅で販売する。自動改札を通さない硬券で、台紙には工場から車庫までの移動風景などの写真をカラーで印刷した。

 このほか19日に6000系をデザインした巾着袋やクリアファイルなどを発売。29日からマフラータオルを販売する予定だ。

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