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阪急、神戸線「高架延伸」80周年で記念グッズ発売 神戸三宮駅に記念スタンプも

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 阪急阪神ホールディングス傘下の阪急電鉄は29日に、現在の王子公園駅(灘区)〜神戸三宮駅中央区)に当たる「神戸市内高架延伸線」の開通80周年を記念したグッズを発売する。神戸三宮駅には29日から10月31日まで記念スタンプを設置。今月1日から運転している記念ヘッドマークを付けた電車とともに、阪急神戸本線の全線開通から80年を祝う。

  販売するのはピンバッジとシールセット(図=阪急電鉄の発表資料より)、記念スタンプ用スタンプ台紙の3種類。ピンバッジとシールセットは、神戸市内高架延伸線を走る920系と1995年の阪神淡路大震災を機に解体した神戸阪急ビルのイラストを描いた。4月から走っている電車のヘッドーマークと同じデザインだ。ピンバッジは600円(税込み)、シールセットは300円(同)。いずれも駅の案内カウンターと29〜30日に幕張メッセ(千葉市美浜区)で開く「ニコニコ超会議」で販売する。

 スタンプ台紙は見開きA4サイズで、神戸三宮駅の案内カウンターで販売する。神戸三宮駅に設置する記念スタンプを押すスペースに加え、神戸阪急ビルの古い写真などを掲載した。価格は200円(同)。ニコニコ超会議ではスタンプを押印済みの台紙を販売する。

 1920年に阪急の神戸本線(大阪・梅田〜神戸間)が開通した際、神戸側の終点は現在の王子公園駅近くにあった「上筒井(かみつつい)」駅だった。神戸市の中心市街には神戸市電へ乗り換える必要があった。三宮への乗り入れは当初から計画していたが、行政などとの調整が難航。1936年4月1日に高架での三宮乗り入れが実現した。開業当初は「神戸駅」だったという。

 

 

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